Avast の DLL による Windows 版 Firefox のクラッシュが多数報告され、Mozilla が DLL をブロックする処置を行った
(Bug 1794064、
Ghacks の記事)。
問題の DLL は aswjsflt.dll / aswjsflt64.dll で、JavaScript をブロックするフィルターライブラリのようだ。バージョン 18.0.1477.0 では問題が解消されているとみられることから、バージョン 18.0.1473.0 までのバージョンを対象にブロックしたとのこと。
修正済みの Firefox 105.0.3 は 7 日にリリースチャネルで公開された。リリースノートでは修正点として Avast または AVG のアンチウイルスソフトウェアをインストールした Windows ユーザーのクラッシュ頻発を緩和すると説明している。
| セキュリティ
| Firefox
| バグ
| IT
|
関連ストーリー:
人気拡張機能、Avast に買収されて嫌われる
2022年09月18日
Microsoft Defender、ChromiumやElectronベースのアプリを誤検知
2022年09月06日
Mozilla 曰く、最もプライベートでセキュアなメジャーブラウザーは Firefox
2022年06月18日
Firefoxのテスト版にサイト分離機能を導入。MeltdownとSpectre問題に根本的な対策
2021年05月25日
Firefox 86リリース、クロスサイトcookieによる追跡からの保護を強化する「Total Cookie Protection」が利用可能に
2021年02月27日
Mozilla、AvastやAVGの提供するFirefox拡張機能がユーザー情報を収集・送信しているとしてアドオンサイトから削除
2019年12月05日
Windows版Firefox 65、セキュリティソフトウェアによる問題が発生して自動更新を一時中止
2019年02月02日
AvastやAVGを利用している環境でFirefoxがTLS 1.3を利用できなくなるトラブル
2018年06月29日
Microsoft、Avast使用環境へのWindows 10 バージョン1803の配信を一時停止
2018年05月26日
Avast、AVGを総額およそ13億ドルで買収へ
2016年07月10日
Source: スラッシュドット