中国では以前からガラス製の吊り橋が作られているが、その吊り橋の一つが強風によって床面が割れ、移動中の観光客が橋上に取り残されたことが報じられている(Daily Mail Online、The Straits Times、ユルクヤル、外国人から見た世界)。
この橋は中国東北部の吉林省龍井市郊外の景勝地・琵岩山(びがんさん)につけられたもので、5月7日午後12時45分ごろ、地上から100mの場所にある橋のデッキガラスが最大150kmhの強風に煽られて割れてしまったという。
事故当時、橋の上には男性が一人いた。Daily Mail Onlineなどの記事に、Weiboにアップされている取り残されていたときの画像などが上がっている。この男性は消防士、警察、林業および観光関係者が協力することで救出に成功したとしている。上げられた画像を見ると、床だけでなく、手すり部分なども崩壊しかけていた模様。中国の山間部では観光名所としてこうした「ガラスの吊り橋」を建設されることが多く、2016年時点で少なくとも60か所ほどあることが分かっているそうだ。
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Source: スラッシュドット