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台風のときに「川・用水路の様子」を見に行きたくなる心理

台風14号が日本を通過したばかりだが、FNNプライムオンラインで台風のときに「川の様子」を見たくなる現象についての記事が掲載されている。危険であるにもかかわらず、このような行動をとってしまう人がいるのは、一体なぜなのか(FNNプライムオンライン)。

山口大学・人文学部の高橋征仁教授によると、一般には川や用水路の様子を見に行ってしまう心理は、仕事上の責任感から見に行ってしまうとされているが、進化心理学の観点では自分の縄張りを維持するためのスカウティング(偵察・哨戒行動)の一種なのだという。

教授によると、田んぼや川の様子を見に行って亡くなるのは基本的に男性であり、「若い男性」と「初老の男性」がこうした行為をおこないやすいのだという。教授によると女性の場合は、子どもや親の救出・安否確認が関心の焦点となることから、田んぼや川の様子を見に行って死亡することは聞いたことがないとしている。

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Source: スラッシュドット