使用開始から短期間で急速に黄ばみ、サードパーティ製ケースよりも劣化が激しいと話題になった Google Pixel 6 / 6 Pro 純正ケースだが、9to5Google の Kyle Bradshaw 氏が 10 か月使い続けた結果を報告している
(9to5Google の記事)。
Bradshaw 氏が 10 か月間使い続けたのは Pixel 6 Pro 用の純正ケース。5 月時点の 9to5Google 記事では Golden Glow だったはずの色が退色して Stormy Sky (黒) のように見えると報告されていた。この時点で使用期間については触れられていなかったが、半年ほど経過していたようだ。
外見がすべてではなく、汚い色に変色してもあまり気にしないという Bradshaw 氏だが、徐々に形が崩れていく様子が過去最悪のケースの一つという評価の理由になったという。最初の問題は使い始めてから数週間後、ボリュームボタンや USB-C ポート付近の柔らかい部分が変形し始める。
変形はその後 10 か月間悪化を続け、2 層プラスチックを貼り合わせた接着剤を剥がす結果となったようだ。2 層間に空気が入り始めるとケース背面部分に大きな気泡が生じる。それから数時間のうちにケースは手で持つのが不快なほどまで変形してしまったとのこと。
これと同時期にまた別の問題も発生したという。Bradshow 氏はPixel 6 Proに Gamevice のようなゲームコントローラーを接続するため、その都度ケースを取り外す必要があった。ケースはカメラ部分が大きな窓になっており、この部分を曲げると簡単にケースが外れる。
しかし、数十回繰り返した結果、サイド部分しかない細いプラスチックの根元 2 か所に亀裂が入り、ケースが Pixel 6 Pro を保持しなくなったそうだ。確認したところ、こちらは気泡とは関係なく、ボリュームボタン付近の変形が気泡の原因とみられるとのことだ。
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Source: スラッシュドット