関東ICカード相互利用協議会は14日、障害者とその介護者向けのSuicaやPASMOのサービスを来年3月から始めると発表した。条件を満たすと障害者割引が適用されるというもので、「第1種身体障害者」「第1種知的障害者」の大人に加え、障がい者の介護者1名が対象となる(関東ICカード相互利用協議会[PDF]、産経新聞、共同通信、Impress Watch、乗りものニュース)。
これまで第1種障害者とその介護者は、たとえばJR線では50%の割引が適用されるなどのサービスが受けられたが、利用のたびに駅窓口や有人改札などで障害者手帳を見せないと障害者割引が適用されないことから改善が要望されていたそうだ。
新たなサービスでは障害者用Suicaと障害者用PASMOが発行されるほか、介助者向けのSuica/PASMOも用意される。対象者は、手持ちのMy Suicaもしくは記名PASMOを障害者用ICカードに変更できる。本人用のICカードには「障」、介護者用には「介」の文字が券面にそれぞれプリントされるとしている。
あるAnonymous Coward 曰く、
介護者として乗った時には子供料金で切符を買ってたなー。
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Source: スラッシュドット