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地震調査委員会の南海トラフ地震30年確率は高すぎる?

政府の地震調査委員会の地震予測の根拠の一つである高知県室戸市の室津港の地盤隆起の変化は、地盤などの活動によるものではなく、江戸時代の港湾工事による可能性のあることが指摘されている(東京新聞)。

東京新聞によると、30年以内に南海トラフ沿いで巨大地震が発生する確率70〜80%という確率は地震により地面が大きく隆起すれば、それだけ地震のエネルギーが多く放出されるという「時間予測モデル」を使って算出されているという。ところが、東京新聞との東京電機大の橋本学特任教授(地震学)の調査によると、室津港で江戸時代に毎年のように工事が繰り返されていたことが分かり、予測の基となるデータとして室津港の測量値は不適切な可能性が出てきたとしている。記事ではこの測量誤差を考慮して計算すると30年確率は50%程度になるとしている。

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Source: スラッシュドット