スウェーデン・サーブ社製の戦闘機「グリペン」の海外輸出はあまりうまくいっていないらしい。米Foreign Policy誌の記事によれば、スウェーデン政府は「優れた品質や競争力のある価格を提示さえすれば顧客に選ばれると勘違いしている」と指摘している。同国では政府が装備輸出を海外に精力的な売り込みしたことはなく、民間企業任せで進めてきた(Foreign Policy、航空万能論GF)。
スイス国防省からフランス製のダッソー ラファールやEUのユーロファイター タイフーンなどを押しのける形でグリペンが次期戦闘機に選ばれたが、スイス国内ではグリペンの不思議な評価が報じられ、ラファールを推す報道などがあったという。こうした報道により、次期戦闘機の選定結果が白紙化してもスウェーデン政府は文句を言うことなどはなかったとしている。
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Source: スラッシュドット