ガジェット

米国の複数州で発生したO157アウトブレイク、Wendy'sのサンドイッチ用ロメインレタスが感染源か

headless 曰く、

米国で複数の州の Wendy’s の客に O157 アウトブレイクが発生し、疾病予防センター (CDC) が調査を行っている
(CDC のアウトブレイク情報
Ars Technica の記事)。

アウトブレイクが発生したのはインディアナ州とミシガン州、オハイオ州、ペンシルベニア州の Wendy’s。現在のところ感染源となった食品は特定されていないが、米国ではロメインレタスがたびたび O157感染源となっている。今回も患者の多くがロメインレタスの入ったハンバーガーやサンドイッチを食べていたため、Wendy’sでは該当地域の店舗でバーガー・サンドイッチ用ロメインレタスの使用を中止したという。

一方、CDC では Wendy’s での食事を避けたり、ロメインレタスを食べるのをやめたりすることは推奨していない。Wendy’s では上述の通りサンドイッチ用ロメインレタスの使用を中止しており、サラダ用のロメインレタスはサンドイッチ用とは別物だ。また、食料品店で販売されているロメインレタスや、他のレストランで提供されるロメインレタスが今回のアウトブレイクに関係しているとの証拠もないとのことだ。

すべて読む

| サイエンスセクション

| バイオテック

| サイエンス

| 医療

| アメリカ合衆国
|
この記事をTwitterでつぶやく
この記事をFacebookで共有
この記事をGoogle Plusで共有
このエントリーをはてなブックマークに追加

関連ストーリー:

群馬大学らO157の無毒化に成功。多孔質炭素で吸着
2022年05月11日

「レバ刺し」が非合法に、非加熱の牛生レバーの販売禁止へ
2012年04月02日

Source: スラッシュドット