JR東日本で駅の改札口やホームに設置されている時計がなくなりつつあるそうだ。これはJR東日本が意図的に時計の撤去を進めているのだという。JRはコロナ禍の影響で採算性が悪化している。先日も地方路線の収支を公表するなど、路線存続の見直しを進めている。産経新聞等の記事によれば、今後10年間で約500駅を対象に時計を撤去することで、維持更新投資の抑制やンニングコストなどの固定費の削減を進める方針であるという(産経新聞、FNNプライムオンライン)。
撤去は2021年11月から開始、全体の3割にあたる約500駅が撤去の対象として予定されているという。撤去の判断基準としては「時計の老朽度合」「駅の利用状況」「保守メンテナンスの軽減」などが条件になるとしている。
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Source: スラッシュドット