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米 CDC、水遊びアトラクションの水を口に入れないよう注意喚起

米疾病予防センター (CDC) は 5 日、カンザス州のワイルドライフパークでスプラッシュパッド利用者に赤痢やノロウイルスのアウトブレイクが相次いだとして注意喚起した
(報告書
Ars Technica の記事)。

利用者に噴水や霧状の水を吹きかけるスプラッシュパッドは酷暑の夏に涼感をもたらす水遊びアトラクションだが、通常は水質規制などの対象になっておらず、衛生状態の悪いところもあるようだ。このワイルドライフパークは動物の展示とスプラッシュパッドが設置されており、カンザス州環境衛生局 (KDHE) が 6 月 18 日に CDC へアウトブレイク発生を報告した。それによると、6 月 11 日の来園者に 21 件の赤痢症例、6 月 18 日の来園者に 6 件のノロウイルス症例が確認されたという。

感染は汚染された水が口に入ったことが原因とみられ、公共の水使用施設における CDC のガイダンス Model Aquatic Health Code(MAHC) で推奨される「下痢をしているときには水に入らない」「噴水の上に立ったり座ったりしない」「水を飲みこまない」に従うことで感染は大幅に減らすことができるとのこと。

CDC のリポートに園名は記載されていないが、当時の報道園の Facebook 投稿によれば Tanganyika Wildlife Park とみられる。同園はスプラッシュパッドをフィーチャーした大規模なスプラッシュパークとワイルドライフパークの2パークに分かれており、スプラッシュパークは一時閉鎖されていた (Internet Archive) が現在は再開されているようだ。

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Source: スラッシュドット