JAXA は 24 日、観測ロケット S-520-RD1 の超音速燃焼飛行試験を内之浦宇宙空間観測所で実施した
(プレスリリース、
NHK ニュースの記事、
MBC ニュースの記事)。
S-520-RD1 実験は防衛装備庁安全保障技術研究推進制度で 2017 年度に採択された委託研究「極超音速飛行に向けた、流体・燃焼の基盤的研究」を受けたもので、JAXA は音速の 5 ~ 6 倍以上の極超音速でも使用可能な空気吸い込みエンジン (スクラムジェットエンジン) を研究している。
打ち上げが行われたのは日本時間 7 月 24 日 5 時 0 分 0 秒。ロケットは正常に飛翔し、打ち上げ 206 秒後に最高高度 168 km へ到達、412 秒後に内之浦南東海上へ落下した。これにより観測ロケット S-520-RD1 実験は終了となった。
| JAXA
| サイエンス
| 宇宙
|
関連ストーリー:
マッハ6で飛ぶ偵察機SR-72、既に試作機が存在か?
2018年01月20日
インド、スクラムジェットエンジンの試験に成功。世界で四番目の快挙
2016年09月03日
X-43Aがマッハ9.8を達成
2004年11月18日
マッハ7の世界へ到達
2004年03月29日
Source: スラッシュドット