NHKが「雨が止むと傘を忘れる現象」に関して調査をおこなったという。JR西日本管内では、忘れ物として届けられる傘は年間10~15万本。受け取りに来る人は少なく、8割近くが廃棄されているという。行動分析学者の奥田健次さんに「人はなぜ傘を忘れてしまうのか」を聞いたところ「メリットの法則」というものが影響しているという(NHK)。
雨が降っているときに傘をさすのは、ぬれないメリットがあり、一方で、雨がやむと傘のメリットがなくなる。このため傘を持つという行動をしにくくなるのだとしている。建物から出るときに傘を忘れずに持ち帰るためには、傘の存在に意識を集中させる必要があるとしている。
| サイエンス
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Source: スラッシュドット