イーロン・マスク氏は 8 日、Twitter との買収合意打切りを書面で Twitter 側に通知したと米証券取引委員会に報告した
(Schedule 13D 報告書、
The Guardian の記事、
The Verge の記事、
Ars Technica の記事)。
Twitter に送られた書面では、スパムアカウント・偽アカウント数や収益につながる日間アクティブユーザー数 (mDAU) を正確に報告しなかったことや、買収合意後に 3 人の重役が退職したことなどを挙げ、重大な合意違反があったと主張している。ただし、買収合意はもともとマスク氏の敵対的買収案に Twitter が合意したものであり、マスク氏はスパムアカウント・偽アカウントの問題を自ら解決していく意思を示していた。
一方、Twitter 会長のブレット・テイラー氏はマスク氏に合意した条件で買収させるべく法的手続きを進めると述べ、デラウェア州衡平法裁判所が訴えを認めることに自信を示した。また、Twitter 社内では従業員に対し、現時点で買収合意に関して共有可能な内容は非常に限定的だとして、Twitter 上でも Slack 上でもその他の場所でも共有しないよう求めているとのことだ
(テイラー氏のツイート、
The Guardian の記事 、
The Verge の記事 )。
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Source: スラッシュドット