Yahoo!ニュース個人の境治氏の記事によれば、4月以降、テレビ放送を視聴する人の率を示すPUTが目に見えて下がっているという。インテージ社の視聴データを元にした調査によれば、それぞれの年齢層で昨年6月と今年5月を比べると驚くほど下がっていたという(Yahoo!ニュース個人)。
PUTの低下が顕著に現れているのが20代の女性で、ゴールデンタイムでは最高値が9%を超えていたものが7%前後に低下していた。そのほかの時間帯でもほぼ満遍なく数値が下がっているという。女性40代でも同様に21時代では18%以上あった数値が16%程度とこちらも2%程度も低下していた。
ただし10代・30代・50代・60代の女性層ではそれほど下がってはいなかったとしている。男性に関してはとんどの年代で数字が低下。20代以外の10代および30代以上のどの年代も2%程度、ゴールデンタイムにおけるPUTが下がっているとしている。
原因に関して同氏は、4月はどの局も大改編を実施し、若者やファミリー層に向けた番組編成になった。同じような番組ばかりになってしまい、視聴者がYouTubeなどの動画配信に流れたのではないかと推測している。
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Source: スラッシュドット