キューバで2016年から2017年にかけて米大使館職員に健康被害を与えた謎の「攻撃」が米国内でも発生し、米政府機関が調査を行っているそうだ(CNNPoliticsの記事、 CNBCの記事、 The Hillの記事)。
「ハバナ症候群」とも呼ばれる健康被害は耳鳴りや難聴から軽い脳外傷や神経中枢の障害まで幅広く、音響やマイクロ波などを用いて強力なエネルギーを照射する攻撃によるものとみられているが、詳細は不明なままだ。
米国内での攻撃のうち1件は昨年11月、ホワイトハウス南側に隣接する楕円形の芝生の大統領公園エリプスで発生し、国家安全保障会議職員が被害にあったという。もう1件は2019年に発生したもので、首都ワシントンに隣接するバージニア州アーリントンでホワイトハウス職員が犬を散歩させているときに被害を受けた。米上下院の軍事委員会の議員は4月、これらの事件について調査が行われているとの説明を受けたとのことだ。
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Source: スラッシュドット