ガジェット

日産、株主総会でのルノーとの協定内容開示の株主提案を否決

日産自動車は28日に株主総会を開き、ルノーと結んでいる協定の内容開示を求める株主提案が否決されたと発表した。この提案は個人株主1人が行っていたもので、日産とルノーが1999年の資本業務提携時に結んだ「改定アライアンス基本契約(RAMA)」と、それに関連する改訂内容の開示を求めていた。提案をおこなった株主は、RAMAが日産の一般株主に重要な内容であるにもかかわらず、公式には開示されていないのは、日産の一般株主が不利益を被っていると主張していた(ロイター)。

ルノーの日産株の持ち株比率は43.7%であるため、日本の法律に基づくと50%超には満たないため契約書の開示義務はない。しかし提案株主は、ルノーが実質的な親会社に等しいにもかかわらず、法律上で親会社ではないことを理由に情報開示を回避していると批判していた。

すべて読む

| ビジネス
|
この記事をTwitterでつぶやく
この記事をFacebookで共有
この記事をGoogle Plusで共有
このエントリーをはてなブックマークに追加

関連ストーリー:

ルノーが日産に経営統合を再提案
2019年04月24日

日産のカルロス・ゴーン会長、金融商品取引法違反の疑いで逮捕される
2018年11月20日

自動運転技術開発企業ランキングが発表される。トップはフォード
2017年05月15日

米ゼネラル・モーターズ、独オペルを仏プジョー・シトロエングループに売却し欧州市場から撤退
2017年03月07日

日産、NASAの技術を応用して自律走行車を安全に誘導する「シームレス・オートノマス・モビリティ」を発表
2017年01月09日

Source: スラッシュドット