あるAnonymous Coward 曰く、
6月16日についにInternet Explorer 11 (IE11) のサポートが終了したが、これを受けて東京都調布市のデジタル行政推進課の職員が取材に対して「最初の感想として何で今、急にというのが正直なところではあった。期間の調整や費用面の調整に苦慮しているところ」などとコメントしたことが、ネット上で笑い話として報じられている(ITmedia)。
スラド諸氏なら当然ご存じの通り、Microsoftは2015年にEdgeを発表して以来、IEからEdgeへの移行を呼び掛けており、その後は長期にわたり両方のサポートを継続しつつも、段階的にIEのサポートを縮小。2021年5月に1年後の2022年6月16日にサポート終了する旨を告知している。突然どころか7年間も移行期間があったわけだが、デジタル行政推進課という専門部署にも関わらず7年間なにも情報収集していなかったことが明白なため、ネット上では笑うしかないという感想が寄せられている。
とはいえ「まったく知らなかった」という人は、一般人には結構多いようで、Twitter上などでは、今になって慌てだす一般人のサポートに追われるPCに詳しい人の愚痴などが散見されている。
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Source: スラッシュドット