Microsoft は 9 日、Windows 11 Insider Preview ビルド 25136 を Dev チャネルで提供開始した
(Windows Insider Blog の記事、
The Verge の記事、
Softpedia の記事、
The Register の記事)。
本ビルドではエクスプローラーにタブ表示機能が追加され、ナビゲーションウィンドウも更新されている。Windows 11 Insider Preview ではビルド 22572 にタブ表示機能が無効化された状態で追加されていたが、この時は特に発表がなく、その後のビルドで削除されていた。今回は正式に追加が発表され、段階的にロールアウトしていくとのこと。まだ有効になっていない環境でも ViVeTool のようなツールで構成 ID「37634385」を有効にして Windows 11 を再起動すれば利用可能になる。
なお、タブにファイルを直接ドロップすることはできないが、ドラッグしたファイルをタブ上でホバーするとタブが切り替わるため、別のタブに移動・コピーすることは可能だ。タブを並べ替えたり、他のウィンドウに移動したりといったことはできない。ビルド 22572 で発生していた「タイトルバーとウィンドウ枠線にアクセントカラーを付ける」オプション有効時の問題は解消している。
更新されたナビゲーションウィンドウには OneDrive のプロファイルフォルダーが追加され、「PC」に既知の Windows フォルダーが表示されなくなる。このほか、ウィジェットで気象情報以外のニュースアラート等もタスクバーに表示されるようになるとのこと。これらの機能も段階的なロールアウトとなるため、有効化されるまでに時間がかかる可能性もある。
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Source: スラッシュドット