あるAnonymous Coward 曰く、
観光地や繁華街では古いフィルムカメラや使い捨てカメラ、インスタントカメラを手にする若者が多く見られるという(現代ビジネス)。
中古のフィルムカメラや、フィルム自体の価格高騰にもかかわらずフィルムカメラが流行する背景としては、古いカメラのデザイン的魅力や、よく写りすぎて味気ないデジタル写真と対比して銀塩写真には人間的な温かみを感じるといった理由が挙げられている。写真をインスタにアップした場合にも、デジタル画像のフィルムシミュレーションよりも、本物の銀塩写真をスキャンしたもののほうが、沢山のいいねが得られるそうだ。
現像後、画像をデジタル化してスマホに転送するサービスも利用でき、手軽にSNSにアップできるが、プリントしたりする利用方法にはつながらず、ネガは廃棄されることも多いとのこと。この流行は世界的なもので、フィルムカメラを投資対象と捉える向きもあるが、市場規模的にみてフィルムカメラが再度生産されるようになる可能性はほぼ無いという。
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Source: スラッシュドット