ITmediaの記事によれば、最近は企業の新入社員が電話番をすることの是非が問題になっているそうだ。最初に電話番をしていると、社外・社内の人間関係が分かるため、日本では慣習となっている傾向があるが、最近ではメールやチャットなど音声を使わない連絡主担が一般的になっていることから、若い世代ではこの電話番を忌避する人もいるようだ(ITmedia)。
しかしこの元記事によると、そもそも代表電話を誰かが取るという仕組みを採用している習慣は国際的に見て極めて珍しいそうだ。海外の電話では、各社員にそれぞれ個別の電話番号を割当てることから、日本のように1番、2番といった回線番号を示すボタンがない場合がほとんだとのこと。
日本の職場環境は、全員が顔を合わせて仕事をする構造であるため、日本だけが独特の電話操作になっているとしている。またこうした日本固有の商習慣があることから、電話機事業に海外メーカーが参入しにくい面もあるとのこと。
| 日本
| スラッシュバック
| NTT
|
関連ストーリー:
9割の地域金融機関が営業担当者に個別のメールアドレスを設定していない。金融庁調査
2021年04月24日
警察庁、SMS認証の代行業者の取締まり強化を全国の警察に指示
2021年04月23日
南海電鉄の自動改札機の実証実験。速度ではQRは高評価、Visaタッチは遅い?
2021年04月08日
7月から「電話リレーサービス料」、多くの電話事業者ではユーザーの電話料金に加算する形で請求
2021年04月08日
LINE WORKS利用時の誤操作で顧客160人がつながってしまうトラブル、トークルーム削除機能は提供されず
2021年04月02日
NTTドコモがデータを残したまま修理できるサービス、通常の修理代金にプラス4950円で
2021年04月02日
違法・有害情報相談センター曰く、Twitterは5ちゃんねるよりも有害情報の相談件数が多い
2021年03月29日
Source: スラッシュドット