米国家運輸安全委員会 (NHTSA) に寄せられる Tesla 車に関する苦情でファントムブレーキングの問題が急増していると 2 月に話題となったが、その後も引き続き増加しているようだ
(The Guardian の記事、
The Verge の記事、
AP News の記事)。
ファントムブレーキングは進行方向の危険を誤検知して緊急自動ブレーキが作動するというものだ。Tesla 車に関する苦情は昨年 10 月までの 22 か月間で 34 件だったが、11 月 ~ 1 月の 3 か月間だけで 107 件と急増したと報じられた。2 月 16 日に NHTSA の欠陥調査室 (ODI) が事前評価 (PE) を開始 (PDF) した時点の苦情は累計 354 件に上る。さらに、ODI が PE に関連する情報の提出を Tesla に求めた 5 月 4 日付の書状 (PDF) によれば、苦情は 758 件まで増加していたという。ファントムブレーキングの問題はホンダ車でも発生しており、やはり 2 月に ODI が PE を開始している。
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Source: スラッシュドット