ガジェット

そもそもデジタル人材って何?

日本国内ではコロナ禍の影響で「デジタル人材」の需要が増加し、関連する募集が相次いでいるとのことだが、そもそもデジタル人材とはなんだろうという話がAERA dot.に掲載されている。ググってみても「最新のデジタル技術を駆使して企業や従業員を成長に導く存在」であったり、「DXの推進を担う、多様な人材の総称です」となっており、今ひとつピンとこないものとなっている。先のAERA dot.の記事によれば、明確な定義はないのだそうだ(AERA dot.)。

デジタルトランスフォーメーション研究所代表の荒瀬光宏氏によれば、デジタル人材という言葉は定義が広すぎるという。同氏によれば、

デジタル人材は、デジタルのものをつくりだす専門家ととらえがちだが、それだけでなく、それを活用・運用して仕事を実行する人も含まれる

とのことで、同氏はそもそも米国などでは日本のようにデジタル分野を担う人と一般業務をしている人に分かれていないと指摘している。また今後はより効果的に仕事をするため、デジタルの知識は不可欠だ話す。その上で、日本では企業も役所も上層部にいる年配者がデジタルに対する理解が不足しており、それが日本の競争力低下につながっているとしている。

すべて読む

| ビジネス

| Digital
|
この記事をTwitterでつぶやく
この記事をFacebookで共有
この記事をGoogle Plusで共有
このエントリーをはてなブックマークに追加

関連ストーリー:

政府、デジタル人材育成に3年間で4000億円を投資へ
2021年11月15日

デジタル庁初の有識者会議で「不足するIT人材は移民で受け入れ」が提言される
2021年10月22日

日本のデジタル人材は追加で2950万人が必要。AWS発表
2021年03月03日

Source: スラッシュドット