インド政府のサイバーセキュリティ当局 CERT-In は 4 月 28 日、サイバーインシデント発生を認識後 6 時間以内に報告するよう企業や政府組織に義務付ける指令を発表した
(プレスリリース、
The Register の記事、
指令: PDF)。
報告が義務付けられるインシデントとしては、不正アクセスやマルウェア攻撃、DoS/DDoS、データ侵害、データ漏洩、ウェブサイト改変、偽モバイルアプリなど20 種類が挙げられている。報告には電子メールや電話、Fax が利用できる。6 時間以内の報告義務付けは EU (72 時間) や米国 (24 時間) と比べて大幅に短い。CERT-In ウェブサイトのインシデント報告に関するページには報告書式の PDF も用意されているが、書式で挙げられているインシデントの種類は報告が義務付けられるインシデントの種類とは異なる。指令は 60 日後に発効する。
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Source: スラッシュドット