YouTubeには自動で字幕を付ける機能が存在するが、こうした機能を子ども向けの動画に適用したところ、音声の誤認識によって不適切な内容の字幕が表示される問題が出てきているという。WIREDの記事によれば、「corn(コーン)」が「porn(ポルノ)」に置き換わったり、「brave(ブレイブ=勇敢な)」を「rape(レイプ)」に聞き間違えたり、「strong and brave like Heracles(ヘラクレスのように強くて勇敢)」に対して「strong and rape like Heracles(強く、ヘラクレスのようにレイプする)」といった例があるようだ(WIRED)。
研究では人気の子ども向けチャンネルで公開されている7000本の動画を調査した結果、その40%に「タブー単語」リストに含まれているような単語があったそうだ。なお、記事によると、YouTubeの広報担当者の説明では、13歳未満の子どもは字幕機能を使わないようにすることが推奨されているとのこと。
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Source: スラッシュドット