caret 曰く、
Web ブラウザで動作するデータ放送ブラウザ (BMLブラウザ), web-bml が 3 月 3 日、GitHub にて公開された(web-bml の GitHub リポジトリ)。
さらに、Microsoft Edge WebView2 コントロールを利用して TVTest でデータ放送を閲覧可能にするプラグイン、TVTDataBroadcastingWV2 が 4 月 7 日、GitHub にて公開された(TVTDataBroadcastingWV2 の GitHub リポジトリ)。Broadcast Markup Language (BML) は XML ベースのデータ放送向けのマークアップ言語で、電波産業会 (ARIB) にて技術資料が公開されているのものの、これまでオープンソースの実装は存在していなかった。
DTV 界隈では長らく待ち望まれていた PC でのデータ放送の表示が Windows Media Center (WMC) 以来、久々に可能となり、また TVTest のプラグインとしてサポートされたことから、大きな話題となっている。
開発者の otya 氏の素性は不明なものの、個人サイトにて Kyash ないし BTC での寄付を受け付けている。また、同氏は NTVDM の 64-bit 版 Windows での代替である winevdm の主要開発者でもある。通信関係の API は現状未実装であり、インターネット接続が必要なコンテンツは閲覧できないものの、完成度は現状でも非常に高く、またコミット頻度も非常に高い。今後にも期待できそうだ。
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Source: スラッシュドット