金融派生商品の業界団体、国際スワップ・デリバティブ協会(ISDA)は国営ロシア鉄道がデフォルト(債務不履行)に陥ったと判断したそうだ。3月14日が支払い日だったロシア鉄道に関連する2026年満期のスイスフラン建て債券に関して、複数の大手行から支払いが行われなかったとしている(Bloomberg、ロイター)。
10日間の猶予期間があったものの、その終わりまでに投資家に届かなかったという。ロシア発の債券がデフォルトとなったのはウクライナ情勢が発生して以降初めてだとしている。ロイターによれば、ロシア国債も同様にデフォルト認定される可能性があるとの見方が広まっているという。ロシア銀行側はーポン支払いを試みたが、支払いを代行する「コルレス銀行」がネットワークにおける規制順守義務」により債券保有者に支払いが届かなかったとしている。
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Source: スラッシュドット