あるAnonymous Coward 曰く、
研究グループでは 2019 年にサイコロステーキ状 (1.0 cm × 0.8 cm × 0.7 cm) のウシ筋組織の作製に成功している。「食べられる」という表現が少しわかりにくいが、食品として安全に利用できるという意味だ。これまでの研究ではウシ由来の筋細胞と食用ではない研究用素材を使用していたが、「食用血清」と「食用血漿ゲル」を独自に開発し、食用可能な素材のみで培養肉を作製できるようになったとのこと。これにより、研究過程で「おいしさ」に関する評価が可能になり、培養ステーキ肉の実用化に一歩近づいた。
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Source: スラッシュドット