Microsoft は Windows 11 で既定の Web ブラウザーの設定を容易にする設定項目を追加したが、Mozilla はまだまだ不満なようだ
(Neowin の記事、
On MSFT の記事、
Softpedia の記事、
Windows Central の記事)。
この設定項目は先日オプションの更新プログラムとして一般提供が始まった累積更新プログラムのプレビュー (KB5011563、ビルド 22000.593) をインストールすることで利用可能になる。ただし、Windows 10 の既定のプログラム設定のように「音楽プレイヤー」「フォトビューアー」「Webブラウザー」といった種類別に一括して既定値を設定するのではなく、アプリの設定ページを開いて設定するため少し手間がかかる。
Mozilla は設定方法の変更を正しい方向だとしつつ、ユーザーが簡単に既定値を選択できるようにすることや、開発者が容易に既定値の設定機能を組み込めるようにすることなど、既定のブラウザーの選択を尊重するためにできることがもっとあるはずだと指摘する。具体的には設定に必要な手順の数を減らすこと、Microsoft のアプリが既定のプログラム設定に使用する API を他のアプリにも開放することを挙げている。
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Source: スラッシュドット