ホンダの人型ロボット「ASIMO(アシモ)」が引退するそうだ。現在、ASIMOはホンダ本社ショールームなどで走る動作やダンスの実演などを行ってきたが、これを3月31日で終了するとのこと。また同様にASIMOを科学コミュニケーターとして活用してきた東京・お台場の日本科学未来館では3月31日まで「THANK YOU ASIMO! 〜未来館卒業おめでとう」というイベントを開催している。このイベントでは未来館でのASIMOの活動を振り返ったり、特別実演や記念撮影(事前予約制)などが行われるとしている(共同通信、PC Watch)。
現行アシモは11年の登場から10年以上経過、アシモは一定の役割を終えたと判断したという。ホンダは昨年9月に「Hondaの新領域への取り組みについて」とする方針を発表しているが、その中でアシモなどのロボット開発技術や独自のAIサポート遠隔操縦機能を用いた「Hondaアバターロボット」の開発方針を示している。同社は今後はそちらに注力していくということらしい。
| ビジネス
| ニュース
| ロボット
|
関連ストーリー:
NHKが「ASIMOの開発終了」との報道。ホンダ側はチームの解散や規模縮小はないと述べる
2018年06月29日
ホンダ、自立するバイク「Honda Riding Assist」を公開
2017年01月09日
ホンダ、小型軽量な歩行支援機器の共同実験を米国の病院で開始
2013年11月16日
Honda・ASIMOをベースとした 「高所調査用ロボット」 、福島第一原発で稼働開始
2013年06月18日
ホンダ 自走式芝刈りロボット「ミーモ」を発表 欧州向け
2012年08月30日
Source: スラッシュドット