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JR東日本、Suicaの統計情報「駅カルテ」販売を発表

JR東日本がIC乗車券「Suica(スイカ)」の利用データの販売を行う方針を示していたが、16日に正式発表が行われた。リリースによると、Suica 統計情報の定型レポート「駅カルテ」というサービスになるそうだ(JR東日本リリース駅カルテ)。

概要説明によると、利用者が駅の改札を入出場する際に記録されるデータ(入出場駅、入出場時間等)を用いた定型レポート。首都圏エリア[PDF]を中心とした約600駅の利用状況を元に利用者属性や利用者数、利用者数の伸び率といった駅の利用動向を把握できるサービス内容になるとしている。具体例としては、平日休日別の年代別男女比率、どこから来ている人が多いかといったもの、ビジネス街か住宅街かといった駅周辺の特性などの事例が提示されている。

なお案内では個人が特定されないようにデータ処理が行われるとしているが、Suicaの利用者でデータが使われるのを拒否したい場合、「Suicaに関するデータの社外への提供分からの除外のご要望のページ」から申請することで集計から除外されるとしている

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Source: スラッシュドット