Microsoft は 2 日、Windows 11 Insider Preview ビルド 22567 を Dev チャネルで提供開始した
(Windows Insider Blog の記事)。
本ビルドでは、Windows Update で再生可能エネルギーを活用する機能が追加されたそうだ。電力網の多くは複数の電力源を利用しているため、より多くの再生可能エネルギーが利用可能な時間帯に優先してバックグラウンドでの更新プログラムインストールをスケジュールするというものだ。この機能は PC が AC 電源に接続されており、electricityMap または WattTime による炭素排出量データが利用可能な地域でのみ利用可能だといい、有効になると「設定 > Windows Update」に排出量を削減している旨が表示される。なお、この機能はロールアウトを開始したばかりで、対応地域でもすぐ利用可能になるとは限らない。テストした環境では electricityMap のデータが利用できたが、新機能は有効にならなかった。
このほか本ビルドでは、「設定 > アカウント」での Microsoft 365 サブスクリプション管理機能が改善されており、OOBE での Android スマートフォンリンク機能や、信頼できない・危険な可能性のあるアプリをブロックする Smart App Control (SAC) 機能 (本ビルド以降をクリーンインストールした場合のみ利用可能) が追加された。また、新デザインの「プログラムから開く」ダイアログボックスもロールアウト開始している。なお、前ビルドから Win + X メニューを開こうとするとエクスプローラーがクラッシュする問題が発生しており、本ビルドでも修正されていない。
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Source: スラッシュドット