屋外使用に対応したバッテリー式の Google Nest デバイスについて、氷点下では充電できなくなることを解説するヘルプページが公開された
(The Verge の記事)。
対象製品はスマートドアベル Google Nest Doorbell (Battery Type) とスマートセキュリティカメラ Google Nest Cam (屋内、屋外対応/バッテリー式) の 2 製品。いずれの製品も最低動作温度は -20 ℃ だが、0 ℃ 以下では充電できないという。Nest Doorbell の方はドアベルの配線から供給された電力でトリクル充電を行い、ドアベル自体はバッテリーで動作する。その結果、-20 ℃ ~ 0 ℃ の環境では充電が行われないままバッテリーで動作し続け、最終的には電源が切れることになる。
一方、Nest Cam は有線でセットアップすると供給された電力で動作するため、0 ℃ 以下でもバッテリーが充電されないだけで動作し続ける。ただし、Wasserstein ソーラーパネルに接続した場合、カメラはバッテリーからの電力で動作し、パネルからの電力はトリクル充電に使われるため、Nest Doorbell と同様に 0 ℃ 以下の環境ではバッテリーが消耗して最終的に電源が切れることになる。
そのため、バッテリーが消耗したらデバイスを取り外して屋内に持ち込み、暖かい場所で充電する必要がある。なお、同様の問題は Ring のドアベル・カメラでも発生するが、Ring 製品の多くはバッテリーが取り外し可能なので容易に屋内で充電できるとのこと。
| ハードウェア
| 電力
|
関連ストーリー:
スマートフォンの低温耐久性実験、マイナス26℃で1時間冷凍
2021年11月22日
Google 曰く、Pixel 6 の急速充電が言うほど急速でもないのは速度と長寿命のバランスをとった結果
2021年11月20日
スマホにカバーを付けるのは良くない?
2014年07月08日
Source: スラッシュドット