iFixit は15日、Valveの携帯ゲーム端末 Steam Deck の分解リポートを公開した
(Steam Deck Teardown、
SlashGear の記事、
Mashable の記事、
動画)。
Valve 自ら昨年 10 月に公開した Steam Deck の分解動画は裏蓋を外してサムスティックと SSD を交換した程度で、主に作業の危険性を強調するものだったのに対し、iFixit はいつも通り徹底的に分解している。なお、iFixit は Steam Deck を昨夏から普通に注文していたが、Valve から分解用として最終製品と同じものを早期提供されたという。なお、Valve が分解した試作機と今回分解した製品では若干の違いはあるものの、大きな違いはなかったそうだ。
Valve の説明通り Steam Deck の分解は比較的容易であり、バッテリー交換以外はプラスドライバー 1 本で分解・組み立てできる。バッテリー交換では少量のイソプロピルアルコールを使用すると剥がしやすくなるが、バッテリーの裏側にあるマグネシウムフレームには穴があけられているため、注意しないとディスプレイユニットを汚してしまう可能性がある。多くのパーツはモジュール化されているが、充電用の USB コネクターがマザーボードに半田付けされている点も減点の対象になった。それでも修理しやすさスコアは 10 点中 7 点と高評価だ。なお、Steam Deck のマザーボードについては別途リポートが掲載されている。
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Source: スラッシュドット