headless 曰く、
Google は 15 日、PC や Mac に Chrome OS の利点をもたらす新バージョンのオペレーティングシステム「Chrome OS Flex」のアーリーアクセス提供開始を発表した
(Google Cloud Blog の記事、
特設ページ、
Ars Technica の記事、
9to5Google の記事)。Google は 2020 年に旧型デバイスで利用可能なChrome OSベースオペレーティングシステム「CloudReady」の開発元 Neverware を買収しており、CloudReady の利点が Chrome OS Flex に統合されているという。Chrome OS Flex を導入すれば旧型デバイスを高速でセキュアな作業環境として延命し、電子ごみを削減できるとのこと。
Chrome OS と Chrome OS Flex の違いとしては、Chrome OS デバイスに含まれる Google のセキュリティチップが Chrome OS Flex デバイスには含まれない点やファームウェア更新の管理が異なる点、Chrome OS Flex では Android や Windows の VM がサポートされない点などが挙げられている。
Chrome OS Flex を試すには、特設ページの Web フォームに必要事項を記入して送信すればいい。なお、Chrome OS Flex は AMD / Intel のプロセッサーを搭載したほとんどのデバイスで動作するが、サポート対象になるのは動作確認済みモデルのみとなる。また、サポートが終了した Chrome OS デバイスの延命措置として使用することは推奨されないとのことだ。
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Source: スラッシュドット