headless 曰く、
ロシアのメディアが「マインクラフト事件」などと呼ぶ事件の裁判で 10 日、被告の少年の 1 人に 5 年の実刑判決が出された
(捜査当局の発表、
Interfax の記事、
The Moscow Times の記事、
The Register の記事)。この事件の被告 3 人は当時 14 歳だった 2020 年、ソーシャルメディアやインスタントメッセンジャーでアナーキズムを支持するメッセージをやり取りしたほか、爆弾の製造方法に関する動画で学び、実際に製造・実験などをしたとして逮捕・起訴された。罪状はテロ行為のための訓練やテロ組織への参加、爆発物の製造・所持といったものだ。
現地クラスノヤルスクの捜査当局によれば、少年らはロシア連邦保安庁 (FSB) や警察の庁舎を爆破するため廃屋などで爆破の演習を行っていたとされる。しかし、少年らの弁護士がビデオゲーム「マインクラフト」の中で作った FSB 庁舎の爆破を計画していたなどと述べたことで、「マインクラフト事件」と呼ばれるようになったという。
テロ組織への参加罪については 3 人とも取り下げられており、残りの起訴事実を認めた 2 人は 2 年の執行猶予付きでそれぞれ 3 年と 4 年の実刑判決を受けた。もう 1 人は 5 年の実刑に加え、30,000 ルーブルの罰金刑を命じられたとのことだ。
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Source: スラッシュドット