Western Digital は米国時間 9 日、キオクシアとの合弁事業のフラッシュメモリ製造施設、四日市工場と北上工場の生産工程で使用した特定の部材に不純物が混入し、操業に影響が出ていることを明らかにした
(プレスリリース)。
日本時間 10 日のキオクシアの発表によると、3次元フラッシュメモリ「BiCS FLASH」の特定の生産工程における部材に不純物が含まれていたのが起因と想定されるという。2次元NAND型フラッシュメモリの出荷には影響がない見込みとのこと。
Western Digital の現時点での影響の評価によれば、フラッシュメモリ供給能力が少なくとも 6.5 エクサバイト減少したとみられるそうだ。両社は通常稼働の早期再開を目指して取り組んでいるとのことだ。
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Source: スラッシュドット