headless 曰く、
Microsoft は 1 月 25 日、昨年 11 月にピーク時 3.47 Tbps の DDoS 攻撃を軽減・防御することに成功していたことを明らかにした
(Microsoft Azure Blog の記事、
Neowin の記事、
Ars Technica の記事、
HackRead の記事)。この攻撃はアジアの Azure 顧客をターゲットにしたもので、米国や中国、韓国など世界各地に分散した攻撃のソースは 1 万件。ピーク時のパケットレートは 340 Mpps に及んだという。攻撃は SSDP や CLDAP、DNS、NTP を用いたポート 80 への UDP リフレクション攻撃でピークは 1 回、およそ 15 分間続いたそうだ。2017 年にGoogle が受けた DDoS 攻撃の 2.5 Tbps を大きく上回り、これまで報告された中では史上最大の DDoS 攻撃と考えられるとのこと。
さらに 12 月には 2.5 Tbps を超える 2 件の DDoS 攻撃を軽減・防御したそうだ。2 回ともターゲットは再びアジアで、うち 1 件は大きなピークが順に 3.25 Tbps・2.54 Tbps・0.59 Tbps・1.25 Tbps と 4 つあり、15 分以上にわたって続いたという。もう 1 件は 5 分強の UDP フラッド攻撃で、2.55Tbps のピークが1回みられたとのこと。いずれの攻撃でも Azure の DDoS 保護プラットフォームが攻撃を検出・緩和したため、顧客が対策を心配する必要はなかったとのことだ。
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Source: スラッシュドット