昨年3月に登場した第11世代Coreプロセッサ「Rocket Lake-S」以降のCPUでは、Ultra HD Blu-rayを再生できなくなっているらしい。理由はIntel CPUの第6世代に当たる「Skylake」以降で採用していたデータ保護技術「Intel Software Guard Extensions(Intel SGX)」が、セキュリティ上の問題からRocket Lake-S以降で廃止されたためだという(BleepingComputer、GIGAZINE)。
Intel SGXはDRMで保護されたUltra HD Blu-rayの再生に利用されていた。しかし、Rocket Lake-SのスペックシートではIntel SGXが非推奨技術に移行、昨年10月発表のAlder Lakeでも非推奨技術として扱われている。再生ソフト「PowerDVD」を提供しているCyberLinkでもFAQでもIntel SGX機能に未対応なCPUを使うと、Ultra HD Blu-rayが再生できなくなるとする説明が行われている(CyberLink FAQ)。
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Source: スラッシュドット