あるAnonymous Coward 曰く、
インターネット百科事典「Wikipedia」を運営するウィキメディア財団は2014年からビットコインによる寄付を受け付けているが、これを止めるよう求める提案がMeta-Wikiで行われている(Requests for comment/Stop accepting cryptocurrency donations — Meta)。
提案者の主張は概ね次のような内容だ。
- 暗号通貨は非常にリスクの高い投資であり、お墨付きを与えるようなことをするべきではない。
- 暗号通貨は膨大なエネルギーを消費するため環境負荷が高く、持続可能性を重視する方針にそぐわない。
- 暗号通貨を受け入れることにより、世間のひんしゅくを買うおそれがある。
あくまでRFC(コメント求ム)の議論であり、コミュニティでの採決がそのまま財団の最終決定になるわけではないが、賛否両論様々なコメントが集まっている。
財団によると、昨年度は347人から計約13万ドル(約1500万円)相当の暗号通貨による寄付があり、これは総収入の約0.08%にあたるという。
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Source: スラッシュドット