ハチの巣の駆除にドローンを利用するための試験が行われたそうだ。この試験はダスキンらが行ったもので、先端の広がった筒を持った掃除機のようなものを備えたドローンで、2階建ての建物の軒部分に作られたスズメバチの巣を駆除する実験を行った。試験では女王蜂とみられる個体を含む100匹以上を約2時間で駆除した。この2時間には仕上げの手作業部分の作業時間も含まれる(毎日新聞)。
ダスキンは以前から害虫駆除サービスを請け負っていたが、これまでは高所作業は危険があることから断ることが多かったそうだ。これに対応するべく2020年秋ごろからドローン開発・販売を手がける「石川エナジーリサーチ」と共同でハチ駆除専用機の開発を進めていたそうだ。環境への影響も踏まえて農薬を使わず、バキュームで吸い取る方法を採用したとしている。
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Source: スラッシュドット