あるAnonymous Coward 曰く、
シャープ製のAndroidTV搭載テレビには、非正規のradikoアプリがプリインストールされており、不具合の原因となっていたという記事がPC Watchに出ている。
問題のアプリは「Raziko」というradikoと誤認させるような名称の個人開発のアプリで、radiko側からの苦情によりGoogle Playストアでは数年前から新規のダウンロードはできない状態となっている(AndroidTVに対応した公式のradikoアプリは現時点ではリリースされていない模様)。
記事著者はテレビの電源が勝手に入ってしまうトラブルの原因を探す中で、「Raziko」アプリをアンインストールするようにというシャープのサポート文章を発見し、このアプリをシャープが製品にプリインストールしているとし、「シャープともあろう企業が一般家庭で使われるTVのような製品に、数年前に公開が停止されているアプリをプリインストールしていること」を「お粗末な状態」だと批判している。
しかしタレコミ子としては、同様の事例が他社のAndroidTV搭載機でも発生していることや、記事内でテレビのファクトリーリセットを試みた記述がないこと、シャープのサポート文章の末尾にも但し書きがあるが、テレビのセットアップ時に使用したGoogleアカウントに紐づいていた、ほかのデバイスで利用していたアプリが意図せずインストールされたなどの可能性も考えられることから、当該のアプリがシャープによって出荷時からプリインストールされていたと断言するにはいささか検証が不足していると思うのだが、いかがであろうか。
| テレビ
| セキュリティ
| Android
| スラドに聞け!
|
関連ストーリー:
iOS 14.4 ベータ2、非正規のカメラへの交換を警告するコードが見つかる
2021年01月16日
iPhone 8そっくりの新iPhone SE、パーツの互換性は?
2020年04月29日
Googleによる社外での顔データ収集、内容をごまかして作業を進めるよう指示されていたとの報道
2019年10月05日
Apple、iOSで非正規バッテリーや非正規ディスプレイ使用時に警告を表示する機能を追加
2019年09月27日
Microsoftのライセンス認証サーバーで不具合、多数のWindows 7が「非正規品」扱いされる
2019年01月15日
Source: スラッシュドット