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なかなか進まない Windows のコントロールパネルから「設定」への移行

Microsoft は 15 日、Windows 11 Insider Preview ビルド 22523 を Dev チャネルでリリースした (Windows Insider Blog の記事)。

本ビルドではコントロールパネルから「設定」への移行が少し進んだ。アナウンスではコントロールパネルで「プログラムと機能」を開くと「設定」の「アプリ > インストールされているアプリ」が開くようになったこと、更新プログラムのアンインストールが「設定」の「Windows Update > 更新の履歴」(の「Uninstall updates」)へ移ったことのみ記載されている。

ただし、コントロールパネルファイル「appwiz.cpl」をダブルクリックした場合にも「インストールされているアプリ」が表示され、コントロールパネルの「プログラム」で「インストールされた更新プログラムを表示」をクリックした場合にも「Uninstall updates」が表示される。また、これまでのビルドではコントールパネルの「既定のプログラム」で各オプションを選択した場合に該当する「設定」の項目が表示されていたが、本ビルドでは「既定のプログラム」を開くと「設定」の「アプリ > 既定のアプリ」が表示されるようになっている。

このほか、コントロールパネルの「タスクバーとナビゲーション」「システム」「ネットワークと共有センター」と「デバイスとプリンター」や、コントロールパネルファイル「desk.cpl」「ncpa.cpl」を開いた場合にも「設定」の該当する項目が表示されるようになっている。なお、これらの項目の中には、Windows 10 で移行済みのものも含まれる。

Windows 8 で「PC 設定」アプリが導入されてから来年で 10 年になるが、こうしてみるとコントロールパネルからの移行はあまり進んでいないようだ。

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Source: スラッシュドット