iFixit は 13 日、Microsoft と提携して Surface デバイス用のサービスツールを製造し、修理の専門家向けに提供することを発表した (iFixit のニュース記事、 On MSFT の記事、 The Next Web の記事、 The Verge の記事)。
当初は提供されるツールは、接着剤を使用して組み立てられている Surface デバイスのディスプレイモジュールの接着を引きはがすためのフレームと、再接着するためのフレーム、デバイスを開いた状態でショートを防ぐバッテリーカバーの 3 種類。これらのツールは再接着時に使用する重しやアクセサリー類を含め、Microsoft が設計して iFixit が製造するという。
ツールは Microsoft 認定のサービスプロバイダーや商用ユーザー、Microsoft Experience Center に提供されるほか、iFixit Pro に登録した独立修理業者にも提供される。その一方で、Microsoft のデバイスに関する消費者向けの DIY 修理情報やパーツ提供はこれまで通り続けられ、Microsoft との提携とは別に分解リポートなどを公開していくとのことだ。
| ハードウェア
| マイクロソフト
| ハードウェアハック
|
関連ストーリー:
Microsoft、消費者による修理のオプションを拡大することで株主と合意
2021年10月10日
Microsoft、Surface デバイスの商用ユーザー向けに提供するスペアパーツの種類を追加
2021年09月21日
環境問題へ積極的に取り組む Microsoft に対し、同社製品の修理しやすさも改善すべきという株主提案
2021年06月27日
Microsoft、2030年までの廃棄物ゼロ達成を目標に掲げる
2020年08月09日
iFixit、Surface Laptop 3は修理しやすさが従来モデルから大幅に改善したと評価
2019年10月27日
Microsoft、メーカーの認定業者以外による機器の修理はセキュリティリスクにつながると主張
2019年07月02日
iFixitにとって今年最悪のデバイスはSurface Laptop
2017年12月31日
Surface Proは事実上修理不可能との評価
2013年02月17日
Source: スラッシュドット