route127 曰く、
NTT東日本のフレッツ網の仕様により、家庭用回線から特定のビットを立てたIPv6パケットは転送が保証されなくなり、パケット到達不能や異常な速度低下といった事象が発生するようである。
フレッツ光回線でscpが遅かった話
•フレッツ網はIPヘッダのDSCP値を帯域優先サービスで使用しており、契約に応じて指定された優先度以外が設定されたパケットの転送は保証されない
•OpenSSHがDSCP値を設定しないようにするためには、IPQoS noneを設定する
sshを使用したファイル転送が回線速度と比べて異常に遅い現象が起きたことから、元記事の筆者が原因を調べてみたという。ssh/scp/sftpプロトコルでファイルを転送した場合、1.1MiB/s程度しか速度が出ないのに対し、iperf3/iperf3 over ssh tunnelで帯域を計測すると850Mbps (≒101MiB/s) 以上の速度は出る。そこでネットで調べてみると、フレッツ光回線でscpができないという話題にたどり着いたとのこと。
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Source: スラッシュドット