ガジェット

ビルに専用OSを入れることで既存物件も最先端に。清水建設

ゼネコンの清水建設が建物向けのオペレーティングシステム「DX-Core」の導入を進めているそうだ。このOSはメーカーの垣根を越えて設備を連携させるためのシステムだそう。同社はこのシステムの導入により、既存オフィスビルの付加価値を高めることを新事業の柱に据えようとしているようだ(日経新聞)。

日経新聞の記事によれば、訪問先を入力すると案内ロボットがエレベーターを呼び、行き先のフロアまで案内するといった運用や搬送や掃除などの用途の異なるロボットを複数機種運用すると言ったことも考えられているという。コロナ対策としてカメラで人物を特定、入ってきた社員の体温をチェック。発熱していたらゲートを開けず、当該社員の上司に通知するといった感染対策も実現できるらしい。

なお昨年行われた発表によれば、「DX-Core」関連の実装費用は、延床面積1万平方メートル規模の新築オフィスビルの場合、各種システムと機器、アプリケーションを含めて1~2億円程度となるそうだ(清水建設リリース)。

すべて読む

| ITセクション

| テクノロジー

| ビジネス

| アップグレード

| OS

| バイオテック

| ロボット
|
この記事をTwitterでつぶやく
この記事をFacebookで共有
この記事をGoogle Plusで共有
このエントリーをはてなブックマークに追加

関連ストーリー:

警備用ロボットがエレベーターの出入口を塞ぐトラブル。安全装置がアダに
2021年12月01日

ロボットがエレベーターを操作するための共通規格が策定。経済産業省
2021年06月08日

PETA、春の訪れを占う祭りの主催者に主役のグラウンドホッグをAIロボットに置き換えるよう要求
2020年02月02日

韓国、ロボットへの大規模な設備投資に対し税制上の優遇措置を縮小することを検討
2017年09月04日

新国立競技場のデザインが決定
2015年12月22日

清水建設が深海都市構想を発表
2014年11月20日

湖底表層メタンハイドレート層からメタンガス分離に成功
2009年03月09日

「おむつ型全自動トイレ」、5年後の実用化を目指して開発中
2008年12月31日

Source: スラッシュドット