条件は不明だが、一部の環境の Microsoft Edge で Google Chrome のダウンロードページを開くと、Microsoft Edge の使用継続を推奨する趣旨の通知が表示されるようになっている (Neowin の記事、 Windows Latest の記事、 9to5Google の記事)。
通知は Microsoft Edge のアドレスバーに追加される「Microsoft Edge の詳細情報」という電球のアイコンからポップアップ表示されるもので、「Microsoft Edge は Chrome と同じテクノロジで実行され、そこに Microsoft の信頼性が追加されます。」というメッセージに Edge のアイコンと「今すぐ安全に閲覧する」というボタンが添えられている。このボタンをクリックすると Chrome のダウンロードページから Edge の紹介ページに移動する。
Neowin によると「これ (Chrome) はまるで 2008 年のブラウザーで、新しいのは Microsoft Edge だ」という趣旨のテキストが表示されるバージョンもあるという。
手元の環境で通知が表示された Edge のバージョンはいずれも安定版の 96.0.1054.43。Windows 10 (21H2) や Windows 11 ( 21H2) のほか、Dev チャネルの Windows 11 Insider Preview ビルド22509 上で表示が確認できた。ただし、同じバージョンの組み合わせでも表示されないものがある。Chrome のインストールの有無は関係なかった。
上述の Windows 10 では Edge をバージョン 96.0.1054.43 にアップデートした直後に通知が表示されるようになったが、その後は表示されなくなった。Windows 11 では何度か表示しているうちにアドレスバーの電球アイコン追加のみとなり、クリックしない限り通知は表示されなくなった。
なお、通知が表示されるのは https://www.google.com/intl/ja/chrome/や https://www.google.com//chrome/といった google.com の Chrome ダウンロードページで、https://www.google.co.jp/chrome/では表示されない。このほか、Firefox や Brave、Opera、Vivaldi のダウンロードページでは特に何も起こらなかった。スラドの皆さんは目撃しただろうか。
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Source: スラッシュドット