Googleによれば、攻撃者に乗っ取られたGoogle Cloud インスタンスの大半が暗号通貨採掘に使われることになるそうだ (Google – Threat Horizons November 2021 Issue 1、 Neowin の記事、 The Guardian の記事)。
Google の 2021 年 11 月版 Threat Horizons によると、乗っ取り被害にあった直近の 50 インスタンスのうち、86 % が暗号通貨採掘に使われていたという。また、10 % がインターネット上の他のターゲットするポートスキャンを、8 % が攻撃を実行していたそうだ。このほか、6 % がマルウェア、4 % が不正コンテンツをホストし、DDoS ボットの実行やスパムの送信に使われるものもそれぞれ 2 % あったとのことだ。
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Source: スラッシュドット