ガジェット

「ゲーム障害」を病気として認定したWHO、認定の科学的根拠を答えられず

世界保健機関(WHO)は、2019年に「ゲーミング障害(Gaming disorder)」を国際疾病分類として追加していた。しかし、この追加されるまでの過程に不透明な部分があるとの報道が出ている。オックスフォード大学のAndrew Przybylski教授がWHOに対し、ゲーム障害を分類した科学的根拠となった文献などについて問い合わせたが、WHOからは「ゲーム障害認定の判断の根拠や正当性を文章で伝えるのは、不可能ではないものの難しい」とし、また「調べれば根拠はわかるはず」といった答えを濁した回答がなされた模様(AUTOMATONNME)。

すべて読む

| 医療

| ゲーム
|
この記事をTwitterでつぶやく
この記事をFacebookで共有
この記事をGoogle Plusで共有
このエントリーをはてなブックマークに追加

関連ストーリー:

香川県のゲーム規制条例、まともな議論もなしに制定? 議事録も公開されず
2020年03月09日

WHO、「ゲーム障害」を治療が必要な障害に分類、「性同一性障害」を精神障害から除外
2019年05月29日

WHOが新国際疾病分類「ICD11」を正式公開 「ゲーミング障害」を追加し疾患と認定
2018年06月20日

精神保健の専門家ら、WHOが「ゲーム障害」を疾病として検討していることに対し反論へ
2018年03月07日

WHO国際疾病分類第11版のベータドラフト、日常生活に優先してゲームに没頭するのは「ゲーミング障害」
2018年01月03日

Source: スラッシュドット