headless 曰く、
画像自動クロップ表示で明るい肌色を優先したり、若さやスリムさを優先したりすることが話題になったTwitterのアルゴリズムだが、犬と猫の識別に失敗することもあるようだ (The Next Web の記事)。
この問題は Twitter 上の会話を分類して関連性の高い会話を見つけやすくするトピック機能に関するものだ。全くのランダムというほどではなく、たまに見つかる程度のようだが、「Cats」トピックに設定された犬の写真のスクリーンショットや、「Dogs」トピックに設定された猫の写真のスクリーンショットが複数投稿されている。いずれの写真も人の目で見る限りは犬と猫の識別が難しいものではなく、中には猫のアカウントによる投稿もある。
Twitter は The Next Web (TNW) に対し、さまざまなシグナルを用いてツイートをトピックに区分しているが、間違うこともあるとし、継続的に改善を進めているのでこのような指摘が役に立つといった声明を出したとのこと。しかし、問題は少なくとも半年前から指摘されていたものでり、犬と猫を識別する方法も長きにわたって研究されてきたはずだと TNW は指摘する。そのため、より深刻なトピックで誤ったタグ付けが発生する前に調整しておくべきだと述べている。
| ITセクション
| 人工知能
| idle
|
関連ストーリー:
Twitter Android版で「投稿した画像がスマホから消えるバグ」。最新アプリで解消
2021年10月26日
Twitter のアルゴリズム、右派の政治家による投稿を左派の政治家による投稿よりも大きく増幅していたとの分析結果
2021年10月25日
明るい肌色優先で話題になった Twitter のアルゴリズム、若さやスリムさも優先されることが明らかに
2021年08月14日
Twitter、写真のトリミング機能の人種や性別の偏りを見つけ出すコンテストを開催
2021年08月03日
Twitter、明るい肌色優先が話題になった画像自動クロップで投稿者の選択肢を増やすなどの改善を計画
2020年10月06日
Twitterの画像自動クロップ表示機能、明るい肌色が優先されると話題に
2020年09月23日
Source: スラッシュドット