Chromium 系ブラウザーの「URLのリストへのアクセスをブロックする」ポリシーでページソースの表示をブロックできない問題が修正されるようだ (Issue 895462、 Chromium Gerrit、 9to5Google の記事、 The Register の記事)。
この問題は 3 年前に報告されたもので、Google Forms を使用した学校のテストでソースに正解が含まれる問題が指摘されていた。ただし、Issue 895462 で挙げられている例題ではソースを見ても正解を特定できないとみられる。また、view-source:[URL] のように指定することで URL をブロック対象にしてもソースが表示されてしまうという問題も指摘されていたが、現在はURL がブロック対象になっていればソース表示もブロックされる。
現在のところ、Chrome の「URL のリストへのアクセスをブロックする」ポリシーを有効にして「view-source:*」を対象に追加すれば、Chrome Canary (バージョン: 98.0.4704.0) でソース表示のブロックが確認できる。ただし、「[ソースを表示しようとしたページのドメイン名] はブロックされています」と表示される (実際にはブロックされていない) ため、少しわかりにくい。
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Source: スラッシュドット